八幡野港のある八幡野エリアは、漁船が停泊する漁港と海岸が合わさった岬にある港町。

バス停「浜入口」から徒歩10分の岬近くには、ダイビングショップや宿泊施設もあります。

この漁港から海を正面に左手にしばらく歩いていくと、自然研究路に続く標識があります。

ここから大小無数の岬の遊歩道である自然研究路へと通じているのです。

初めは海岸沿いの歩道が徐々に自然研究路へと続く森へ入っていきます。

夏場は蜘蛛の巣や蚊などもいるので対策も忘れずに！

秋冬は防寒しつつ自然の中を気持ちよく歩いていけます。

自然研究路に入りしばらく歩いていくと岬の絶壁からオーシャンビューが開けていきます。

足場は溶岩大地のためゴツゴツとしているので、歩きやすい靴がオススメ！

また少し道沿いに歩いていくとこのような標識もあり、自然研究路で１番の景観を誇る絶景ポイント橋立つり橋までもう少しです。

散策する際は遊歩道の正規のルートから外れないように注意しながら進みましょう〜  

自然研究路を八幡野港から約20分ほど歩くと、じょうせんが根岬とはしだて岬の間に、長さ60m、高さ18mの大きなつり橋「橋立つり橋」がかかっています。

城ヶ崎海岸ピクニカルコースには絶景スポット「門脇つり橋」がありますが、橋立つり橋は城ヶ崎海岸自然研究路にあるつり橋で、自然研究路で一番の景観をみせると言われています。橋の上からの眺望はさまざまな変化が見られ、まさに自然の厳しく美しい見応えのある景観をみせています。

高いところが苦手な方には、迂回路もありますので安心ですよ。

つり橋から臨むオーシャンビューは最高ですよ  ！！

自然研究路をさらに進むと「はしだて広場」と呼ばれる開けたスペースがあります。

このはしだて広場には、水原秋桜子句碑があります。

水原秋桜子（みずはらしゅうおうし）は、医者として病院を経営する傍ら、近代俳句樹立以降の俳人として活躍した人物で、新興俳句運動の一環として「馬酔木」を主宰したりしました。

はしだて広場には、もう一つの絶景スポット、大淀・小淀（おおよど・こよど）への入り口があります。

大淀・小淀は満潮以外で出現する岩礁のプールで、柱状節理の岩壁の階段を降りて向かいます。

溶岩の岩場が剥き出しで広がっており、開放感は最高ですよ。

大淀・小淀は、磯遊びを楽しむ地元の方や観光客の方もいるスポットです  

※満潮時や荒天時は危ないので大淀・小淀へ降りて行くのはやめましょう。

対島の滝は城ヶ崎海岸から海へと流れ落ちる美しい滝です。

この滝は雨量が少ないと消えてしまうことから幻の滝と呼ばれています。

幻の滝と呼ばれる対島の滝を見た二人は必ず結ばれるとの言い伝えもあるパワースポットです。