火山の岬をハイキング①!ぼら納屋〜門脇つり橋 伊豆・伊東城ヶ崎海岸ピクニカルコース
- 所要時間
- 25分
- 移動手段
- 徒歩
伊豆・伊東の大地は、大室山の大噴火をはじめ雄大な火山活動によってできた独特な地形が多く存在しており、ユネスコ世界ジオパークに認定もされています。
そんな大自然を思う存分楽しめる散策コース「城ヶ崎ピクニカルコース」をご紹介します。
※城ヶ崎ピクニカルコースの一部通行止めについて※
遊歩道の路面整備工事のため、2024年8月21日(水)から2
工事期間中はぼら納屋駐車場からピクニカルコースへ入ることがで
また門脇つり橋からぼら納屋への通り抜けもできなくなります。
ご迷惑をおかけしますが、ご了承ください。
富戸の魚見小屋
昔、富戸の地域で行われたぼら漁の見張り小屋です。
ボラの大群を入江に追い込んで捕獲する際に、船と連携して魚見小屋から指示を出していました。富戸にはこのノリクチの魚見小屋のほかに3か所小屋がありましたが、常設で寝泊まりができる小屋はここだけだったようです。
※魚見小屋周辺の傷みが激しいことから、離れたところから見学できるようになっています。危険ですので、魚見小屋周辺には近寄らないようにお願いいたします。
ぼら納屋
潮の香り漂う茅葺屋根の漁師小屋で、新鮮な海の幸を楽しんで!
江戸時代に紀州から伝わったぼら漁を行うために建てられた漁師小屋。
富戸で水揚げされたぼらは評判が良く、徳川将軍家に献上されるほどでした。
その歴史を後世に残したいという地元の人たちの想いによって「ぼら納屋」が復元されて、今では天然の地魚料理にこだわったお食事処としてオープンしています。
幕末の砲台跡
沼津藩水野氏が黒船襲来に対して海防上の要所として、備えた四門の大砲の砲台跡地があります。
場所はふたまた岬とおおづり岬の間にあり、現在はトベラやヒメユズリハの入り混じった林となっています。
かどかけ岬から望むつばくろ島
つばくろ島は、かどかけ岬をすぎると見えてくる離れ島です。
この島は、毎年3月下旬から4月上旬に、夏鳥として東南アジア方面から渡来するアマツバメの繁殖地となっています。
アマツバメは、5月〜7月に、産卵・子育てなどを行い、9月ごろにこの島を離れ、再び東南アジア方面に渡って冬を過ごします。
絶叫スポット門脇つり橋
門脇岬には、長さ48メートル、高さ23メートルのつり橋があります。
こちらはスリル満点で、伊豆七島が浮かぶオーシャンビューはもちろんのこと、火山活動によってできた溶岩の岬をつり橋の上から望むことができます。
また、「半四郎落し」という悲劇の場所でもあります。気になる方は調べてみてはいかがでしょうか。
門脇埼灯台
城ヶ崎海岸第一の景勝の地、門脇岬には、「門脇埼灯台」という展望台があり、360度パノラマビューを見ることができます。
売店やトイレなどで休憩も
門脇埼灯台の入り口付近には、休憩所やトイレ(半四郎の落し処)、灯台売店などの施設も。灯台売店では、アイスクリームやお土産などを販売しているので少しお腹が減った時にオススメです。
また、ニューヨークランプミュージアム&フラワーガーデンミュージアム方面へと続く遊歩道の入り口もあり、城ヶ崎ピクニカルコースの中間地点となっています。