伊豆・伊東市で源泉かけ流しの温泉があるお宿5選
今回は、伊東市で源泉かけ流し温泉の大浴場・貸切風呂があるお宿を、エリア別に計5か所ご紹介いたします!
【宇佐美エリア】 どのお風呂からも海が一望できる宿「海ホテル本館」
夏には海水浴場として、また一年を通してサーフィンスポットとして人気の宇佐美海岸沿いに建つホテル。
自らの意思で旅を楽しむためのホテルとして、「旅をもっと自由に、自分らしく」をコンセプトに、シンプルに部屋だけをオーダーし、食事もアクティビティも必要なものを必要な分だけ選ぶ旅を提案しています。
海を望む開放的な貸し切り展望露天風呂
「海ホテル」の城山(しろやま)温泉は、100%源泉かけ流しの自家温泉。
泉質は塩化物・硫酸塩泉で、慢性皮膚病や神経痛、冷え性などに効果があります。
癖がなく肌への刺激が少ないのが特徴で、美肌の湯として好まれています。
本館にある貸切露天風呂は「楽円の湯」と「信楽の湯」の2種類。
「楽円の湯」は、大きな円形の浴槽に大人5~6名まで入浴可能。濡れても平気なソファスペースが併設されています。
「信楽の湯」は、大人2名まで利用可能。深みのある青い信楽焼の浴槽が2つ並んでいるので、一人ずつゆったりと浸かれます。
大浴場の広い窓から大海原を愉しむ
海を見渡すことのできる広い窓が印象的な大浴場。
早朝には、朝日を受けてきらきらと光る海面を眺めることができ、夜には、静けさの中で聞こえてくる波の音に癒されながら入浴ができます。
時間によって表情を変える宇佐美の海と、やわらかな肌触りの温泉を同時に愉しめます。
和と洋が融合した、落ち着きある空間
「海ホテル本館」では、白を基調とした和室空間に、”洋”のエッセンスをバランスよく融合させ、落ち着いた和モダンを演出。
日本の伝統工芸を使った影と光の照明作家 谷俊幸の照明器具を随所に配しています。
2階と3階の客室は、温泉と同様、窓の外に宇佐美海岸を望むことができます。
【伊東市街地エリア】
希少な濃い塩化物泉が自慢のお宿「伊東遊季亭(いとうゆうきてい)」
伊東駅から徒歩10分圏内にあり、便利な立地ながらも、すぐそばを流れる松川の緑深い景観に囲まれた静かなお宿。
松川には遊歩道が整備されており、春には桜が咲き誇り、夏には「松川タライ乗り競走」や「松川灯籠流し」といったイベントの開催地にもなっています。
また、夜には竹でできた灯籠「竹あかり」がライトアップされ、松川沿いを華麗に灯します。
保温・保湿効果が抜群の塩化物泉
「伊東遊季亭」の温泉の泉質は塩化物泉で、血流向上による冷え性・肩こり・腰痛の改善効果、保湿効果、美肌効果、塩分が毛穴をふさいで汗の蒸発を防ぐため、保温力が高く湯冷めしにくいなど、その効能はさまざま。
「伊東遊季亭」の温泉は、伊東では珍しい「高張性」(成分が濃く、皮膚を通って身体に浸透しやすい)の温泉なので、より効果を得られます。
ゆったりと温泉に浸かることで、自律神経が整い、免疫力も上げていくので、総体的な健康効果に繋がります。
情緒豊かな2種類の貸切露天風呂
貸切露天風呂は、檜の香りと湯のとろみが楽しめる「檜薫(かいくん)の湯」と、パープルブルーの陶器浴槽がシックな「陶雅(とうが)の湯」の2種類。
いずれも予約制ですが、宿泊者は無料で入浴できるので、チェックイン時の予約をお忘れなく。
日常からちょっと離れたくつろぎのひと時を
「伊東遊季亭」では、「自慢の湯」「四季を遊ぶ料理」「くつろぎの客室」「24時間のおもてなし」「遊季亭時間」の5つのくつろぎをテーマにしています。
お食事は出来立ての料理を届けてくれるプライベートダイニングで愉しめ、お酒好きには嬉しいワインセラーや本格的なバーも館内に揃っています。
さらには、源泉かけ流しの檜風呂を備えたプレミアムルームもあるので、特別な休日を過ごすためのサービスが揃っています。
【南伊東エリア】
名湯とお料理を堪能できる料亭旅館「淘心庵 米屋(とうしんあん こめや)」
南伊東駅から5分ほど歩くと見えてくる、隠れ家のようなひっそりとした佇まいの中へ一歩足を踏み入れると、そこは静寂につつまれた和の空間が広がります。
屋号の「米」の文字は、八十八の手間ひまをかけて作ると言われるお米のように、手間ひまを惜しまず、心をこめたおもてなしをしたいという想いが込められています。
趣溢れる2つの大浴場
大浴場は、木の香りが心地よい「古代檜風呂」と、荘厳な雰囲気が漂う「四阿(あずまや)岩風呂」の2種類。
それぞれに内湯と露天風呂があります。
「淘心庵 米屋」の源泉の泉質はアルカリ単純泉。リウマチや動脈硬化、高血圧、創傷(すり傷)等を和らげてくれる効能があります。
大浴場の前には涼み処があり、お風呂上がりに飲みたい牛乳や乳酸菌飲料が用意されている嬉しいサービスも。
竹林や滝を望む貸切露天風呂
目の前に竹林を望む貸切風呂は、昼と夜で異なる雰囲気を楽しむことができます。
夜は行燈の灯りが柔らかく辺りを包み、厳かで幻想的な雰囲気に。
予約の必要はなく、貸切露天風呂の入り口にある木札が「どうぞ」の向きに向いていたら、何度でも自由に入浴することができます。
そして、全17室のお部屋すべてに源泉かけ流しの半露天風呂がついています。
プライベートな空間を楽しみたい方や、時間を気にせず入りたい方にはかなり嬉しいポイントです。
目でも楽しめる素材にこだわったお食事は、料亭旅館ならでは。
「淘心庵 米屋」のお食事は、「いちばんおいしいものを、いちばんおいしい時期に。」を大事にした四季を感じられるお食事。
夕食は、素材の産地や時期にこだわった会席料理を月替わりの献立で、朝食は、海や山の幸を織り込んだ和定食となっています。
盛り付けにもこだわった彩り豊かな日本料理が自慢です。
【城ヶ崎エリア】
静寂の中で7つの湯めぐりを楽しむ「伊豆高原・城ヶ崎温泉 花吹雪(はなふぶき)」
伊東八景のひとつである「城ヶ崎海岸」から車で約10分。
門をくぐり、木々に囲まれた小径を進むと、観光地の近くとは思えない静寂の空間が広がります。
4000坪の森の中に4つの料理茶屋、7つの貸切温泉、17の客室が点在しています。
24時間いつでも楽しめる7種の貸切露天風呂
全部で7種類ある貸切風呂は、どれも趣向を凝らしたものばかり。すべて予約不要の貸切で、24時間いつでも利用可能です。
「花吹雪」の温泉の泉質は、塩化物・硫酸塩温泉。
主な効能は神経痛・筋肉痛・関節痛などの緩和、動脈硬化・切り傷や疲労の回復など。アンチエイジング効果や冷え症の改善効果も期待できます。
そのほか、小堀遠州の詫び寂びを表現した半露天風呂「鄙(ひな)の湯」、織部焼や志野焼の陶器でしつらえた「織部湯」と「志野乃湯」、ガラス窓を開け閉めできる半露天風呂「ヒュレヒュレイセポ」と「サンパヤテレケ」など、お風呂ごとにコンセプトが異なるため、滞在中に湯めぐりを楽しむ方もいるんだとか。
伊豆の四季を味わう懐石料理
「花吹雪」では、伊豆の移りゆく四季を味わえる懐石料理が楽しめるのも一つの特徴。
高原からうまれる山の幸と、伊豆近海で獲れる海の幸に恵まれた伊豆ならではの料理を、庭園や森を眺めながらゆっくり味わうことができます。
香りの「地産地消」伊豆高原の森から生まれたアロマ
敷地内に精油所があり、黒文字の木やヤブニッケイの木から抽出したオイルを使用したオリジナル製品が揃っています。
黒文字の香りには安眠効果や殺菌効果があり、ヤブニッケイの香りには筋肉の張りを緩める効果や自律神経の調整効果があります。
黒文字のシャンプーやリンス、消臭ミストは、お部屋や温泉に置いてあるので、試しに使用することができます。
【伊豆高原エリア】
広大な敷地に日本の原風景が広がる温泉宿「きらの里」
伊豆高原駅から車で10分程の山間に位置する湯宿。
6600坪の広々とした敷地には、田畑や小川、水車など、里山の原風景が広がり、まるでひとつの村のようです。
二本の自家源泉から、惜しみなく注がれるかけ流しの湯
2つの自家源泉から湧き出る温泉は、いずれも高アルカリ性泉質で“美肌の湯”と呼ばれています。
そう呼ばれる理由として、アルカリ泉には、皮脂を溶かして角質層を柔らかくし、お肌をつるつるにする働きがあるためです。
大浴場には、寝風呂や内風呂、壷風呂、打たせ湯、源泉掛け流しの露天檜風呂など、趣向を凝らした8種類の湯処があり、湯めぐりを楽しむことができます。
趣き異なる3種類の貸切風呂も
巨石をくりぬいた豪快な湯船の「石匠(せきしょう)」、壁面に竹を使い和の心を表現した「竹仙(ちくせん)」、岩に囲まれたプライベートな貸切風呂「岩座(いわざ)」。
それぞれに趣の異なる貸切風呂が、予約不要で利用できます。
案内板に鍵のついた札が掛かっている時は「空いてます」のサイン。その鍵札を持ってお風呂場に向かいます。
きらの里で宿泊+α の体験を
「きらの里」では、「ここでの過ごし方を自分で見つけ、満ち足りた気持ちを広げる ”自休自足”」をテーマにしています。
敷地内には陶芸体験や絵付け体験ができる工房や、ウォークラリー、昔の遊びを体験できるコーナーなど、ただ宿泊するだけに留まらない+αの体験サービスが充実しています。
懐かしい風景の中でゆったりとした時の流れを楽しむことができるため、ファミリー層や親子3世代での宿泊先としても人気です。