優雅で歴史を感じる伊東でイギリス気分旅!!優雅なマナーハウスやティー文化

優雅で歴史を感じる伊東でイギリス気分旅!!優雅なマナーハウスやティー文化

皆さんはイギリスといえば何を想い浮かべるでしょうか?

マナーハウスやお茶文化、アンティークな貴族文化などなど様々な文化的な魅力がある英国。

イギリスは、伊東で日本初の洋式帆船を建造したイギリス人航海士三浦按針(英名:ウィリアム・アダムス)をはじめ、伊東市と所縁のある国の一つです。

今回はそんな英国気分を味わえる伊東の観光施設をご紹介します!!


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イギリス人航海士三浦按針についてのエピソードはこちら↓↓




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ガーリーな英国風プチホテル「カントリーハウスホテル アヴォンリー」

カントリーハウスホテル「アヴォンリー」
カントリーハウスホテル「アヴォンリー」
シャンデリアがお洒落なフロント。
シャンデリアがお洒落なフロント。
本が並ぶ一風変わった廊下。
本が並ぶ一風変わった廊下。

「カントリーハウスホテル アヴォンリー」は、全7部屋の英国風プチホテル。

「アヴォンリー」の由来は、カナダが舞台の小説「赤毛のアン」に出てくる小さな村の名前から名付けられていて、ホテルのロビーには「赤毛のアン」の本も置いてあります。

建物も「赤毛のアン」に出てくる主人公アンの家、グリーンゲイブルズをモデルに作られています。

なんだイギリスじゃなくてカナダじゃないかと思うかもしれませんが、実はこちらのお宿のオーナーさんはイギリスが大好き。そのイギリス好きが高じてホテルは英国風にされたのだとか。



女子旅に人気の秘密は、お庭や内装のガーリーな雰囲気。コスプレヤーの方も撮影に使われているのだとか。

1階の大きなリビングには、大きなクマのぬいぐるみなど可愛らしいインテリアが並びます。また、四季を彩る中庭を望む大窓から差し込む温かい陽差しが旅人の心を癒します。



お部屋は各部屋ごとにコンセプトが異なっていて、英国のカントリーサイド気分を感じられるオススメの客室は「202号室」「206号室」です。


可愛らしい雰囲気の206号室


落ち着いた雰囲気の202号室


202号室(宿泊人数1〜3名まで。ペット宿泊可能。)は、ブルーを基調とした屋根裏部屋をイメージしたお部屋。イギリス人が愛する「植物と鳥」の絵やボタニカルアートが飾られています。

一人旅の女性にもオススメな206号室(宿泊人数1〜2名まで。)は、白とピンクを基調とした可憐な雰囲気が漂います。



英国風プチホテルアヴォンリーが提供する【スタンダード】と【アップグレード】の2種類の朝食も話題。可愛いアフタヌーンティーを朝食仕様にしたプランでは、幸せな休日気分を味わうことができますよ。

アンティークなテディガールが可愛い!「伊豆テディベア・ミュージアム」

伊豆テディベア・ミュージアム。
伊豆テディベア・ミュージアム。
美味しいスコーンのお持ち帰りもできます。
美味しいスコーンのお持ち帰りもできます。
カントリーハウスのような外観。
カントリーハウスのような外観。
テディベアの可愛い世界観がいっぱい。
テディベアの可愛い世界観がいっぱい。

伊豆高原駅から徒歩10分ほどの場所にある「伊豆テディベア・ミュージアム」。

ミュージアムの建物は、テディベアの故郷のひとつイギリスの田園に建つ農園主の邸宅がモチーフになっていて、外壁にはイギリスから輸入した手焼きレンガを使用しており、イギリスのカントリーサイドを再現しています。



テディベアは、アメリカとドイツの二つの場所で生まれたという物語が混ざり合って発展しました。

本来テディベアは代々大切に受け継がれていくもの。

「伊豆テディベア・ミュージアム」の創設者は、ぬいぐるみ文化が発展途上な日本においても、ぬいぐるみも大切なものになってほしいと願いミュージアムを建設しました。



オーク材を使用した木造建ての展示館1階では、アンティークベアの「テディガール」や世界中のベアアーティスト作家による個性豊かなテディベアたちが、いきいきと展示されています。約2000体のコレクションの中から500〜700体をセレクトして展示しているのだとか。


2階には、企画展「となりのトトロのぬいぐるみ展」も開催されていて、あの名シーンをぬいぐるみで再現しています。

また、施設内の一角「テディベア・ファクトリー」では、熟練のスタッフたちによるぬいぐるみの制作風景を見ることができますよ。




ミュージアムの展示を楽しんだらティールーム「テディズガーデン」で、休憩にクリームティー * はいかがでしょうか。

くるみとレーズンの2種類のスコーンと紅茶でゆったりとしたイギリス気分を味わえます。ご当地名産のやまももジャムはスコーンと相性バツグンですよ♪


カントリーサイドのような雰囲気♪「カフェ ブリッジ」

落ち着いた雰囲気の「カフェブリッジ」
落ち着いた雰囲気の「カフェブリッジ」
テラスには門脇つり橋を模したつり橋のような橋も。
テラスには門脇つり橋を模したつり橋のような橋も。

「カフェ ブリッジ」は、城ヶ崎海岸門脇吊り橋近くにある落ち着いた雰囲気のカフェ。

まるでイギリスの田舎町にあるお店のような雰囲気が漂います。



お店の名前の由来にもなっている、城ヶ崎海岸のつり橋がモデルとなる「ブリッジ」が、お店の中庭には掛かっています。

店内は、イギリスらしいアンティークな家具やギャラリースペースなどもあります。



「カフェ ブリッジ」のオススメは、おいしいスコーンと紅茶の「クリームティー * 」。


焼きたてのスコーンと紅茶で優雅なひとときはいかがでしょうか。

英国貴族文化を味わえる「伊豆高原アンティークジュエリーミュージアム」

気品溢れるブローチなどここでしか見れない展示品多数
気品溢れるブローチなどここでしか見れない展示品多数

イギリスといえば美しいドレスを身にまとった英国貴族文化。そんな英国貴族文化の全盛期、19世紀ビクトリア王朝時代のイギリスにあった華やかなジュエリーの数々を観覧できる「伊豆高原アンティーク・ジュエリーミュージアム」。建物の前には素敵なお庭が広がり、カントリーハウスのような気品ある雰囲気の外観をしています。



こちらのミュージアムでは、ジュエリー作家でもある館長が長い年月をかけて集めていったアンティークジュエリーを中心に様々なコレクションを展示しています。

1階には19世紀初期の金細工が展示されています。カンティーユ(線状細工)という技法が用いられており、今の時代では再現が不可能ともいわれている大変貴重なものばかりです。また、1階ではドレスの試着体験もできますよ。



2階展示スペースは、19世紀中期ビクトリア女王の時代から19世紀後期のダイヤモンドが普及し始めた時代の作品が並びます。

英国貴婦人が舞踏会に着ていったクリノリンスタイルのドレスが素敵な「19世紀中期の部屋」では、ローマンモザイクのペンダントやティファニー社のペンダントなどのジュエリー全盛期に相応しい緻密で華やかな作品が立ち並びます。また、奥の「19世紀後期の部屋」では、角度によって7色に光るティアラやアールヌーボー期を代表する作家ルネ・ラリックの指輪の作品などどれも貴重で気品ある作品ばかりです。さらにその奥にある「カメオの部屋」では、縞メノウや貝などを原料とした浮き彫り彫刻「カメオ」の美術作品を観覧できます。



これだけ多くのアンティークジュエリーを見ることができる場所はそうありません。

ぜひビクトリア王朝時代にタイムスリップした気持ちになって訪れてみてはいかがでしょうか。

バロンと呼ばれた大倉喜七郎がイギリスに憧れ建設したクラシックホテル「川奈ホテル」

カントリーライフを味わえる「川奈ホテル」。
カントリーライフを味わえる「川奈ホテル」。
着物を着た女性でも座りやすい椅子。
着物を着た女性でも座りやすい椅子。
映写室があるエントランスも。
映写室があるエントランスも。
作者不明の貴重なタイルのデザイン。
作者不明の貴重なタイルのデザイン。

1936年に大谷光明(おおたにこうみょう)の設計で建設された「川奈ホテル」は、クラシックな雰囲気漂う老舗の名門ホテル。

「川奈ゴルフコース」とともに上流階級の社交場として知られています。

外観は赤瓦と白壁の立派な造り。大倉財閥2代目総帥大倉喜七郎(おおくらきしちろう)が、イギリス留学時に英国貴族のカントリーライフに憧れ、「英国貴族がもつお城」を自身も手に入れたいという夢を抱き、「川奈ホテル」の建設が始まりました。



エントランスには、ゴルフの起源と言われている「羊飼いのステッキ」の取手がついた扉。

天井が高く広々としたロビーには、気品ある革のソファーやヨーロッパのお城にありそうな魔除けの彫刻など当時の高い技術が随所に感じられます。



「川奈ホテル」には、天皇皇后両陛下やマリリン・モンローとジョー・ディマジオをはじめ、国内外の要人の宿泊先として、また第二次世界大戦後のアメリカ軍の保養地として使われており、宿泊客にまつわる数々の物語が残っています。




また、対照に配置した大理石の壁やアイアンワーク、シャンデリアなど館内の至る所に名建築にふさわしい意匠が施されており、窓からの眺めは民家などの景観を妨げるものを一切見せないというデザイナーの徹底ぶり。その空間にいるだけで英国貴族になったかのように感じられます。



こちらのオーシャンビューのガラス張りのカフェ「サンパーラー」では、絶景のパノラマビューとともにアフタヌーンティーをゆったりと楽しめますよ。

他にも語り尽くせないほどの魅力あふれる「川奈ホテル」で、優美な贅沢「川奈スタイル」を味わってみてください。

用語注釈など

*注:クリームティーとは、スコーンと紅茶を一緒に飲むイギリスのティー文化のことを言います。

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