
一年に一度しか見られない!大室山 山焼きレポート
実に700年以上の歴史がある伝統行事「大室山山焼き」。
1年に1度完全に焼き払うことで、綺麗な大室山の景観を保っています。
そもそも「山焼きって何?」「いつやるの?」「実際どんな迫力なの?」という方のために、画像と動画付きで解説いたします!
そもそも大室山って? なんで山焼きするの?
大室山とは、お椀をふせたようなシルエットが特徴的な伊東のシンボルです。
標高は580m。リフトで山頂に向かうと、およそ1kmの噴火口が!
噴火口の中ではアーチェリーを楽しむことができます。
噴火口を散策するお鉢めぐりでは富士山、伊豆七島、相模灘などの素晴らしい眺望が楽しめます。
そもそも大室山を焼く理由は、主に3つあります。
・およそ700年の伝統を持つ「山焼き」の行事そのものを保存するため
・採草地の保全のため
・観光事業の発展のため
一年を通して伸びた雑草を焼き払うことで、春には新たな芽が出て、緑のきれいな大室山へと移り変わっていきます。
山焼き開始!まずはお鉢焼きから。
午前9:15より、まずはお鉢焼きが始まります。
お鉢焼きの様子は、山頂で見学することも可能ですが、
安全確保のため人員制限と遊歩道の規制が行われます。
続いて全山焼き
山焼き終了
山焼き完了後の大室山は、こんなに真っ黒になります。
お鉢の中も同様です。
山焼きを終えた大室山は、春に向けて新たな草木が芽吹いていきます。
新緑の季節が楽しみですね
以上、大室山山焼きレポートでした!
次年度の「大室山山焼き」実施予定日
実施予定日:2023年2月12日(日)
※ 毎年2月の第2日曜日が実施日として指定されていますが、当日の天候次第で延期になる場合があります。