市街地からほど近い場所にある「伊東カントリークラブ」は、富士山や大室山、相模湾を望む絶景のコースが自慢です。丘陵を打ち下ろす場面が多いため、豪快なショットが期待できるのも魅力のひとつ。池やバンカーを絶妙に配置した戦略性の高さは玄人好みですが、初級者も楽しめるよう配慮されています。クラブやシューズはレンタルできるので、旅先でも気軽にゴルフを楽しめるのがうれしいところ。ワンポイントレッスンを受けたいときには、予約時にご相談を。

名店「オテル・ドゥ・ミクニ」のオーナーシェフ・三國清三氏がプロデュースしたレストラン。素材は地産地消にこだわり、伊豆半島の魚、肉、野菜を中心に使用しています。フレンチをベースに地中海沿岸地域の調理方法を取り入れることで、上質でありながら肩肘張らずに味わえる、この土地らしいコースに仕上げました。店内は全面ガラス張りなので、伊豆高原の自然を間近に感じられます。眺望を楽しむなら、夕暮れ前までに訪れるのがおすすめです。

今から約4000年前、大室山が噴火したときに流れ出した溶岩によってできたという「城ヶ崎海岸」。切り立った崖が波に侵食されて大小の岬となり、指を広げたような海岸線をつくりだしています。このスポットのハイライトは、サスペンスドラマのロケに使われることもあるという「門脇吊り橋」。全長約48m、海面からの高さは約23mもあり、スリリングな絶景を楽しめます。黒い岸壁に繰り返し打ち寄せる波の力強さを眺めていると、小さな悩みなんて吹き飛んでしまうはず。

「池田20世紀美術館」は、1975年に日本で初めての本格的な現代美術館としてオープンしました。約1400点もの収蔵品は、ニチレキ株式会社を創設した池田英一氏から寄付されたもの。いずれも20世紀に制作されたもので、「人間」をテーマにしたものが中心を占めています。常設展示室には、ルノワールやピカソ、マチス、ウォーホル、ダリといった世界的巨匠たちの作品がずらり。現在活躍している作家を取り上げる特別企画展も行なっています。

竹林に囲まれて静かに佇む、全17室の料理旅館。「米屋」という名前は、「八十八の手間をかけるお米のように心をこめたおもてなしを」という想いから名付けられたそうです。趣きのある庭は自然をそのまま生かしたもの。源泉掛け流しの露天風呂に入っていると、鳥の声や葉擦れ、滝の音だけが聞こえてきます。客室か個室でゆっくりいただく夕食は、旬の素材にこだわった会席。新鮮な魚介を使った料理はもちろん、名物のビーフシチューも絶品です。